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経絡 keiraku

ブログアンシー > ヨガメソッド研究家

2018年12月02日

いつもお越しいただきありがとうございます。

秋深まる季節です。紅葉の赤、黄色が美しい。

 

中医学の経絡 keiraku はヨガの実践者にはとても役立つ理論です。

 

経絡とは経脈と絡脈の総称です。

 

経脈とはまっすぐな道という意味があり、身体を縦に流れる線です。

 

絡脈とは「網」の意味があり、経脈から枝分かれし、網の目のように各経脈をつないでいます。

 

このように、全身のはりめぐらされている経絡は人体の表裏、上下、左右を連係。

・皮膚、筋肉、血管、骨などの人体の組織

・五臓六腑を含む内臓

・両手足、体幹、五官(眼、鼻、口唇、舌、耳)をつないでいます。

 

 

この経絡の理論を学んでから、姿勢やヨガのポーズを行う時の意識が変わりました。

体幹のつくりやすさ、丹田がわかりやすいのです。

そして、経絡は気と血の輸送ルートであり、

栄養を供給し、生理機能の調整と維持を行います。

経絡の巡りが悪くなると、栄養不足になります!!

 

季節に応じて、経絡をセレクトして体調管理を行います。

例えば立冬から冬至に向かっている今は、

腎(じん)を養う季節です。

腎経(じんけい)を調整します。

冷えにともなう腰痛や下半身のむくみなどを予防します。

一年を通じて健やかに過ごすための知恵です。

 

経絡は日常の身体への気づきも高めます。

例えば食べすぎで、胃腸に負担をかけた時は、

胃の裏側あたりの緊張を感じます。

風邪をひきかけた時は、首や肩が凝って、冷感を感じたり、

体調が良いときは、気持ち良く過ごせます。

 

写真の紅葉は、とんちで有名な一休さんのお寺(京都府京田辺市)です。

本日もありがとうございました。

 

※お知らせ

梅田ブリーゼブリーゼ ワークショップ  12月7日、8日

 

経絡とハタヨガ

【大阪】1/26(土)10:30~12:30  アンシー’sストレッチヨガスタジオ(南森町)

【東京】1/19(土)10:30~12:30 スペースさくら(JR原宿竹下口)

【名古屋】1/21(月)10:30~12:30 ウィンク愛知(JR名古屋)

 

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