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アンシー取材「嫌われる勇気」著者 岸見一郎先生

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2014年07月28日

いつもお越しいただきありがとうございます。

アンシーの生き方 × 活き方 をインタビュー

今回のゲストは書店で37万部(2014年現在)売れている売れている書籍「嫌われる勇気」ダイアモンド社 著者の岸見一郎先生です。

学生のころから哲学を志し、専門はギリシャ哲学、そしてアドラー心理学を研究してこられました。

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数多くの出版されたご著書の中でもこの本は2年間かかって仕上げた力作だそうです。

 

先生の出会いは10年以上の前のアドラー心理学の講座です。

 

当時からこの心理学にはとても興味がありました。

 

わたしは東洋の哲学や思想を勉強していたけど、通じるものもあります。

 

そして、先日偶然にも書店で見つけたこの書籍

深く、深く感動!!

岸見先生 ほんとにすごい、すごい本です。

 

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」といわれる

アルフレッド・アドラーの心理学。

この本「嫌われる勇気」は「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめてあります。

 

アドラー心理学は欧米でも絶大な支持を受けていますが、

岸見先生の長年の研究や体験があったからこそ、

わかりやく、時には厳しく、

たくさんのお言葉が胸打つように響いてきます。

 

この取材でも私の目線にあわせて、たくさんのことをお話ししてくださいました。

(*わかりやすくするために動画の文字お越しを編集しています。ご了承の上お読みくださいね)

 

アドラーもその時代、毎日CAFEで学生たちと討議を繰り返し、

それが授業の場所だったそうです。

先生も同じように、お時間をくださいました。感謝

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アンシー:「みんなに嫌われたくありません。どうしてこのようなタイトルがついたのですか?」

 

岸見先生:嫌われることをいやがっている人は多いです。全ての人に好かれるは無理です。無理なのに、そういう風に思う人は多いですね。

自分のことを嫌う人は、ひとりはいます。

なぜか自分のことを嫌っている人の方にばかりとらわれてしまいます。

好いてくれる人もたくさんいるのに・・・

おそらく、そんな風に思うことの目的がある。

自分のことを嫌う人がいると思おうとする「目的」がある。

自分のことを嫌う人がいると思いたいという「目的」がある。

社会で人と人とかかわるのはリスクがたくさんある。

みんなが自分の期待通り生きているのではない。

時には傷つくことがたくさんある。

現実に直面することから逃げたい。

最初っから人とかかわらないでおこうと思う「目的」にしてしまっている。

つまり、人間関係によって成長しようという課題から逃げているととになる。

嫌われることを恐れてしまう人生ってつまらないじゃないですか?

 

アンシー:心の病気の方で、過去の体験が原因になることがあると思うのですが、

なぜ、アドラーさんはトラウマがないと言われているのですか?

 

岸見先生:借りに過去のトラウマがその原因になっていたとしたら、

タイムマシーンがない限り過去にもどれない。

こらから生きていかないといけないのに、いつも後ろばかりみていても仕方がない。

それができないのなら、その発想から自由になった方が良い。

例えば風邪をひいたら、昨日どうしたとかの原因に焦点をあてるのでなく、

今の現状を対処する方法を考えたほうが良い。

 

過去に重きを置かないほうが楽になることが多い。

学校に行かない子供のお母さんが相談に来られて、

今までの育て方が悪かったって言っても、もとに戻れない。

これがだめだったとかあれがだめだったというカウンセリングはしません。

できることをしていく。

 

アンシー:心の病になる方で人間関係が原因になる場合があります。

アドラーさんも全ては人間関係って言ってます。

 

岸見先生:心の病気はすべて対人が関係してます。

相手役という言葉を使います。

過食症という症状があればそれを向けられている 相手役 がいるわけです。

親であったりする分けです。

それがわかれば症状を増幅することを抑えることができます。

必要がなくなったら症状がなくななりますが

カウンセリングでは取り除くことはしません

「その人が」必要があるのに取り除くことはできません。

 

まだまだ続く先生のお話し、この取材のビデオを8月中旬には公開します。

岸見先生のアドラー心理学から導かれる 「自分との向き合い方」

各書店で購入できます。みなさんもぜひ読んでください。

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YouTube インタビューでも聞いてください。