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中医学 秋の養生法 衛気を巡らす。
2018年09月24日
いつもお越しいただきありがとうございます。
本日NHKで東洋医学の力SP 夜7時から、はり、漢方薬、ヨガが放映されますね。
楽しみです。
早くもお風邪を引かれている方もいらっしゃいますが、
みなさんはお元気ですか?
中医学では人体は自然の摂理の影響を受け、ともに変化すると考えます。
春生 春生まれ
夏長 夏成長
秋収 秋収穫
冬臓 冬貯蔵
秋は収穫の季節です。
実りの秋と言いますが、
果物や野菜など収穫物に恵まれ、
その恩恵を受けて身体を養うことができます。
内臓では肺と大腸を整える季節です。
肺はきわめて弱い、やさしさ をほしがる臓器です。
中身は空っぽで容器みたいなものです。
身体の上部にあり、鼻と喉の器官から入ってくる
ウィルスや風邪の菌などの影響を受けやすいのです。
レッスンでは呼吸法を行い 、
体表をめぐる衛気(えき)を巡らせます。
衛気は身体の病邪の侵入を防ぐ、免疫の働きです。
病邪から身体をまもってくれています。
うがい、手洗いも大切ですが、
同じ環境下にいても、風邪を引かない方もいます。
これが免疫力の違いですね。
季節に合わせてツボをセレクトする経絡ストレッチでは、
ツボ 中府(ちゅうふ)と 迎香(げいこう)の刺激をします。
また、気血の通り道の経絡では、肺と大腸とつながりがあり、
お互いの臓腑が影響しあいます。
へそヨガで胸呼吸を下腹呼吸までつなげることが、
肺と大腸を活発にします。
近代医学でも大腸の働きを活発にすることが、
免疫アップにかかせないと言われています。
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