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家づくりは神聖な行為 株式会社Gハウス 代表取締役 池田 泰弘さん
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2015年03月17日
ブログ 生き方 × 活き方 インタビュー
(大阪市旭区新森)
30年間 建築業界、不動産業界にいっらしゃいます。
「家づくりするそもそものご家族の動機はみなさん同じなんです。
家族の幸せのため なんです
普段の生活の中で、自分のためってよくありますが
家族のためにやる大きな仕事は 家づくり
とても神聖な行為ちゃうかなっと感じてます。」
ライフワークの中で
人生最大のイベントに向き合うお仕事
池田泰弘社長にインタビューしました。
池田社長:ご主人さんがローン返していくことが多いんですけど
団体信用生命保険というのがありまして
もし旦那さんが亡くなったときにはローンがなくなります
残された奥さんやお子さんはそこに家賃を払わず住めるということです
まさしく旦那さんは生きてるときにローンを払う
死んだときにも家族のためにと
ある意味 命がけなんです。
だからすごく不安に思っていますし、かつ真剣です。
この仕事を続けている、これ以上いい仕事はないなっと思います。
お医者さんなんかもいい仕事ですが
それに負けず劣らず ほんとうにやりがいがある仕事です。
アンシー:プライベートなところまで入っていくのですね
池田社長:建てる方の収入から全て聞かせてもらいます。
間取りなんか考えるときは
ライフスタイルを聞いて、予算もあることなんで
その範囲で、できるだけ住みやすい家に設計を考えて
ありとあらゆることを聞かせてもらって
完成した時は無茶苦茶喜んでもらう
生まれ変わってもこの仕事をすると思います。
アンシー:そのお話し聞いているとき、時にはカウンセラーのように
悩み相談を聞いたりしませんか?
池田社長:ありますよ
家をつくるときは、お年を召された方は子供さんとの関係性が重要
お子さんが建てられるときは、親御さんとの関係性
家族の関係性がすごく重要になってきます。
家を建てるときは、家族どうしの話し合いが一番重要です。
アンシー:普段は話し合いをしている家族が少ないかもしれませんね
池田社長:親御さんがこられて、お子さんに相談してますか?
聞いて 8割の方は相談してこられません。
逆もあります。8割は親御さんに相談しません
たぶん、もう少し決まってからと思っていらっしゃるとおもうですけど
今の家ってちゃんとした建て方をすれば100年以上持つんですよね
だから親と子の話し合いをしないともったいないんですね。
アンシー: 100年 二世代はもつんですね
池田社長:建売住宅買いますよね。
寿命35年もちますよね
何回も買い替えるより、最初に良い建物を立てるほうがコストがずいぶん違います。
親子関係というのがとても影響してきます。
お客さんの中で、間取りの話し合いのする中で
うちの事務所でけんかして
別居された方がいます。
アンシー: それがきっかけで別居ですか?
池田社長:たぶん夫婦間でとても大事なことを話し合う
時間をもてるご夫婦が少ないんでしょうね
たぶん結婚式のときぐらいで・・・
それ以外にお互いの価値観を確かめ合う場がないんでしょうね
家づくりってまさしくその場なんです。
だから、とても大事なことなんです。
アンシー: もめた時には、とことん話し合うしかないんでしょうね
池田社長:人間それぞれ違う環境に育って、違う経験してきたんですから
価値観がちがって当たり前
個人的な意見では、世の中にほんとに正しいことってないんですね。
家づくりも建て方にしても長所もあれば短所もある これが現実です。
夫婦関係もある意味、妥協ではなくて 調和 できるか
話してよいかわかりませんが
この建築業というのは、クレーマーが多いといわれている業界でして
わたし この仕事34年ですが 見事なまでにその「ある法則」がありまして
クレームが良く出るお客さんのご家庭ていうのは、仲が悪いという
そんな方がクレームを起こすのがほとんどです。
そういう方の特徴は、すごい高い買い物なので
天狗さんの鼻のように高くなってます。
なんでも聞いてもられると思ってしまいます。
しかも人生に何度もあることではないので
いく人は、とことんまで行ってしまいますね~
そういう方は、たぶんですけど 僕も自分なりに分析してみますと
その人は普段の生活の中で自己重要感が傷つけられている感じがするんですよ
その人は何を求めて生きているかで
自己重要感 っていうのが一番のポイントやと思ってるんですけど
ご家庭か職場かどこかわかりませんが気づつけられている
そういう方が、クレームを言ってきはるのがほとんどです
仲が良いご家庭の方にはクレームがほとんどありません
あと、お子さんをみればわかります。
お子さんが元気でニコニコ笑って、声かけ方たら普通に応対できるなら
安心です。(笑)
アンシー: 生徒さんに保育士さんがいらっしゃるんですけど
子供さんをみれば親御さんがわかるといってました
親御さんをみれば子供さんがわかるそうです。
アンシー: 家族関係で悩んだときと解決策ですが、どんな方法があるのですか?
池田社長:親子関係で悩んだときは
どこかで遠慮されているときがあります。
遠慮で意志が通じてない
たとえば実際あった話ですが
奥さんのお母さんの土地に住んでいたけど
家を建て替えようと進んでいた話があって
でも、途中お母さんに反対されて、やめてくれと言われて中断した話がありました。
お母さんと妹さんは奈良に別に住んでいるそうです。
ローンを組んで銀行の抵当権がつくにはいやだと言われたそうです。
私はこの業界長いんで
「この土地について将来相続が発生したときに
きちんと計算すると一筆書きますといったらどうですか?」っとアドバイスしました
そしたらOKが出ました。
アンシー: フーン そういうもんなんですね
池田社長:当事者ではお互いに気づいてない部分、必ずあると思います。
調和ってそういう部分を探し出すのです。
アンシー 調和 その話って、お金の部分ですね
家族って、ほんとはみんな仲良く一緒に暮らしていきたいっと思っていると思うんですけど
お金の問題からトラブルになって家族が離れることって多々ありますね
それはほんとにお金の部分ですか?精神的な部分ではないんですか?
池田社長:お金をどう受け取るかは、その人がどう感じるかなんですよ
しょーもない話なんですけど、結構、韓ドラみてるんですよ
あれってとても勉強なるんですよ
アンシー:私も見たことあります。昔の日本みたいですね。
池田社長:今見てるのはもっと昔の話です。
それ見てると人間って昔から全然変わっていない
アンシー: この前も宗教学者の先生にインタビューさせていただいたのですけど
人類が発生から、仏教が発生した時から、人間って変わってないですよね
池田社長:今世界で起こっている戦争や飢えも含めて
すべてお金が原因だと思っています。
アンシー:経済ってことですよね。
どこの国がもうかるとか、どこの企業がもうかるとかの話ですね
池田社長:人間の本能として、この世に生まれて自分は生き延びたい、自分の子孫を残していきたいとか
飢えに苦しんだりしないようにもっていこうとする本能があると思うんです。
その本能って昔から変わらないと思うのです。
アンシー: 不安やから安心したいと思っているのですね
池田社長:ある知り合いのお坊さんに習ったことで、すごく印象的な言葉
身口意(しんくい)があって
(身) 感情 家族とか友達に対してもっている気持ち
(口) 理性 先ほどのお金の話はこの部分だと思います。
(意) もっと高いもの = 生まれてことに対する使命感
福島とかにボランティアにいかれる方はこの部分でうすよね
家づくりは
(身)感情 どういう気持ちで住んでもらえるか
(口)理性 限られた予算の中でやらせていただく
(意)できるだけ耐久性のある家を建てさせてもらって
その人が住むだけでなく、お孫さんが住める家をたてさせてもらって
違う考え方をもって、よりよい社会を作っていかれる余裕が出てくるようにする
アンシー:(意)の部分で池田社長さんはたくさんの方と深く向き合っていらっしゃる
ご著書 「家づくり 右も左もわかれへん」エル書房 (上記画像)を読ませていただいたんですけど
それが池田社長さんの使命ですね!!
とても仲良しなんです。
家を建てるって「安心して生きていきたい」という 本能 に向き合うことでもあるんですね
そして、家族に向き合うって当たり前のように思うけど
できれば逃げたくなるように大変な時もあるのですね
それには自分の心のブロックを外すという大変な作業がいるから
でも、その先には家族の調和という素晴らしい世界が待っているかも知れません!!
そう考えると「家づくりは神聖な行為」だと思いました。
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