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体質別レッスン 五行学説
2018年08月21日
いつもお越しいただきありがとうございます。
ヨガメソッド研究家のアンシーです。
人は美しいが好き。
自然の美しさ、山や海、木や花が美しいのは、
自然界のバランスの法則があるからです。
運動と変化を繰り返し、調和を保っています。
人間の美しさと健康観もバランスから生まれます。
中国で生まれた五行学説
あらゆる事物、事象が「木」「火」「土」「金」「水」という五つの要素の間の
運動と変化によって生成されるという考え方です。
中医学を学ぶには、必須の理論です。
「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生じる」
「木が燃えて土になり、土から鉱物が生まれ、そこには清い水が湧き、流れます。その水を栄養として木が育ちます。」
5つの要素は、各内臓と季節をあてはめて人体のバランス=健康観と考えられました。
木・春・肝
火・夏・心
土・土用・脾
金・秋・肺
水・冬・腎
それぞれの内臓の働きは関連しあってバランスをとっています。
ひとつの内臓のトラブルは 全体のトラブルにつながります。
これから土にあてはまる、土用の季節を迎えます。
長雨が多くなり、少しづつ秋に向かいます。
内臓では、「脾」の働きを養う。
胃腸の調子が悪くなり、お腹をこわしやすい時期です。
甘いものの食べすぎ、水分の取りすぎに気をつけてください。
胃腸を休ませる時期で、中医学では健脾(けんぴ)と言います。
水分も摂ることばかり気にしていると、
湿邪となって身体の中に溜まります。
関節が重くなったり、痛みがでたり、顔や手足がむくんだりします。
トラブルは体表にも現れます。
唇がかさついて、色がくすんだり、
皮膚が黄色くなり、目の下にくまなど。
レッスンでは、この時期は脾胃の経絡やツボに働きかけます。
また土用の季節にお勧めなのが、
少食や断食を行う。
内臓が正常に働いてこその栄養なのです。
内臓を休ませるために、
+(プラス)する考え方ではなく、リセットを行う。
私は時々プチ断食を行います。
その方法については、またお伝えしたいと思います。
みなさんの健やかな毎日を心からお祈りしています。