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ノートルダム清心女子大学 名誉教授 理論物理学者 保江邦夫先生

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2017年10月29日

アンシーの生き方×活き方インタビュー

いつもお越しいただきありがとうございます。

本日のゲストは、

ノートルダム清心女子大学 名誉教授 理論物理学者 保江邦夫先生です。

保江先生にはたくさんのご著書がありますが

先日、新刊の「神様の覗き穴 」アネモネBOOKSを出版されました。

 

日時 2017年10月23日

場所 株式会社セルパワー(京都市下京区)

 

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保江先生は、物理学者で

日本で最初にノーベル賞を受賞された湯川秀樹博士の愛弟子です。

また、合気道の家元でもあります。

 

科学と気や精神の見えない世界の両方を、

ご自身の体験から、

わかりやすくはなしてくださいました。

 

 

先生の頭の中は、いったいどんな風になっているのだろう?

どのような体験をされてきたのだろう?

 

「 がんで命があぶなかった体験から、合気道の創始者になったおはなし。」

 

保江先生  広島の山奥にスペインの神父さまがいらっしゃって、

当時岡山に住んでいたので、会いたいと思って連絡を取りました。

直観です。

 

それが、物理学の方とは話が合わないから、

会えないと断られました。

 

それからしばらくして、

今日あの神父さんにあわなくては思って(また直観)

いらっしゃる場所が、わからなかったのですが、

探しに行って、(きっと会えると信じて)

何とか偶然にお会いすることができました。

 

神父さまは、キリストから伝わっている仁術というか、武術のようなものを

西ヨーロッパで唯一広めてきた方でした。

カトリックの世界には、それがあるのです。

 

アンシー キリストから伝わる武術ですか?

 

保江先生 それを私に伝えてくださいました。

 

それから時を得て、20年後にがんで死にかけて、

何とか生きながらえての体験をした時に、

突然、合気道の技が創始者のようにできるようになりました。

 

そして、その噂が広まり、全国からいろんな方が聞きつけてやってきました。

道場ができて、いまは東京に本部をおいています。

 

それは、「キリストの汝の敵を愛せよ。」という教えに基づいているのです。

 

「相手を愛すれば、相手と一体となる世界。傷つけずに倒すことができる合気道」

 

保江先生 こちらになぐりかかってくる相手を愛すれば、

相手は簡単に倒れしまう。

相手を傷つけずに倒すことができる技なのです。

 

アンシー 先生の合気道の練習風景をYouTubeで拝見しました。

相手を倒すときに相手を愛する。

もし、相手がその存在(愛することができない)と思ったら、

慈愛の心で接しなさい。

そのように言われていました。

 

保江先生 そうすると相手は勝手に倒れる。

こちらの思い通りになる。つまり相手と一体になれるのです。

 

アンシー 今回、ぜひ先生にインタビューさせていただきたいと思ったのは、

私はヨガを指導していて、

現場では生徒さんの様々な心身の不調が、

呼吸法や力を抜くことで、良くなっていく。

 

症状が心身を解放した時に治っていく。

そのような数多くの体験があります。

しかし、それは科学の世界では説明できない場所にいます。

 

先生は、合気道を広めていらっしゃいますが、

目に見える科学の世界と目に見えない世界を

使い分けていらっしゃるのか、

もともと先生の中では、両方一緒なのかどうでしょうか?

 

保江先生 一般の人は科学のおおもとである物理学の世界を

理ずめで考えて組みあがったものだと思っていますが、そんなことはありません。

 

アンシー 数式がいっぱいある世界です。

 

保江先生 それは結果です。数式ってコツコツして、努力して出てくるのではないのです。

パッと出るものです。

 

アンシー ひらめいたものをひも解いていく、結果が先の世界ですか?

 

保江先生 そうです。だから同じなんですよ。

結果、ヨガの生徒さんが元気なったとか、リラックスして良くなったのと同じです。

 

アンシー この時代なので、データーとか取られる方もらっしゃるとは思いますが。

 

保江先生 データーをとったからと言って、何にもならないです。

あとずけで測定した記録だけなんです。

 

物理学も生化学も同じなんです。

とにかく現象が起きている。

ただ、たまに神さまからご褒美をもらえる人がいて、

ポンと方程式がうかんでくる。

 

努力してつくった方程式や計算式は大したことないのです。

ノーベル賞クラスのすごいものは、ポンとくるのです。

 

アンシー 先生のようにおっしゃる方も少ないようですが。

 

保江先生 自分でその体験していない人は、言えないのです。

 

「高速道路190キロの不思議体験から、量子力学のシュレーディンガー方程式」

 

保江先生 ぼくは、昔スイスに住んでいた時に、

イタリアのランチャーというスポーツカーを買って、

スピードの200キロを体験したくなりました。

 

スイスは高速道路は130キロまでなので、

たまたま出張で、ドイツに行ったときに(ドイツは無制限なので)

190キロくらいになったら、すごい振動で、エンジンの音がすごくて、

しかし、突然音がしなくなり、振動がなくなって、

疲れているから、おかしくなったのかと思ったら、

額の上に何か浮かんできたんです。

 

それから、ホテルに帰って、休んでいる時にまた思い出して、

ホテルの便せんにそれを書いてみると、初めてみる方程式だったのです。

それでいろいろ計算してみると、

量子力学の基本のシュレーディンガー方程式を導くための方程式だったんです。

 

車で190キロを体験した時に、

額に張り付いたように浮かんできました。

それからすぐに3日間で論文を書いて送りました。

外国で有名になったのは、その時の体験なのです。

高速道路でみつけたとは言いませんが。

 

アンシー では、この本をお書きになったのも、

そのような経験からですか?

「神様の覗き穴」に書いてあるのですか?

 

保江先生 神様が覗き穴からみてて、

このままだとあぶないから、スピードをゆるめるために、

すごい方程式をひらめかせて、命を助けてくださったんだと思います。

 

アンシー 物理学や量子学の世界は、興味があるのですが、

難しくて挫折することも多かったのです。

 

この本を読むと今まで疑問に思っていたことも、理解できそうです。

ヨガのレッスン生にも、ぜひご紹介したいと思います。

本日はありがございました。

 

「インタビューを終えて」

保江邦夫先生は、目に見える世界と見えない世界の接点を、

ご自分の体験から、お話しくださいました。

 

直観とか突然とかの言葉が印象的です。

 

合気道の技ができるようになるとか、

物理学の方程式をひらめいたであるとか、

内容そのものが、すごいのでびっくりしてしまいます。

 

それを、神さまが時々くれるご褒美だとおっしゃいます。

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私たちは目に見えない世界とつながっていて、

だれにでもそれが体験できるという。

そこで本当の自分に出会える。

 

「神さまの覗き穴」をぜひ読んでみたいと思います。

 

 

 

今回は、株式会社セルパワー 佐々木耕司社長のご厚意での実現です。

重ねてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 アンシー

 

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