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Nude写真で新しい女性の生き方を提案 中田しのぶさん

ブログアンシー > 生き方 × 活き方 アンシーインタビュー

2019年06月05日

いつもお越しいただきありがとうございます。

 

アンシーの生き方×活き方インタビューのゲストは、

 

Nude写心家 中田しのぶさんです。

 

しのぶさんは、すべての女性達の「心の中の秘めた想い」を解き放ち魂を写し込むべく、

「写真」を「写心」とし取り組まれています。

わたしも女性のヌードは美しいと思っていたけど、美術館でみる絵画の世界でのこと。

この日本で、この時代、今、生身の女性のヌードを撮り続けているしのぶさんの

こころの中をのぞいてみたいと思いました。

どんなお話が聞けるか楽しみです。

 

取材日 2019年6月4日

場所 大阪市西区南堀江 フォトスタジオしのぶれど

 

✲IMG_3147

アンシー:わー素敵なスタジオですね。

 

しのぶさん:今まで1歳の子供さんとお母さんの撮影してたんです~

 

アンシー:そうでしたか。本日はお忙しい中ありがとうございます。

 

「写心家になるまでの中田しのぶさんの経歴について。」

 

アンシー:経歴をみさせていただくと、臨床検査営業とありますが、そこから写真家への転身は随分違いがある職業ですね。

 

しのぶさん:ずいぶん前の若い時の話なんですけど、その仕事をしていた時、めまいがとまらない病気になって、車の運転ができなくなって、やめたんですよ。次の職業がメークアップアーチストです。

結婚式のメイクとかやらせていただいてました。メークをやっているときは、メークが天職だと

思ってました。

✲IMG_3143

アンシー:メークの仕事から写真家への転職もすごいなって思いましたけど。

 

しのぶさん:ヘアメイクで写真を撮る時に、ちゃんと撮りたくて写真教室に行って学ぼうとしたんですけど、当時は習う所も少なくて、たまたま知人が結婚式で写真を撮影するお仕事をしていて、見学に行きました。結婚式のメモリアルを撮ることに興味を持ち、やりたいと思っていたら、近所にそんな会社があって、研修して、そこからフリーカメラマンの道が続きます。

 

アンシー:2003年に第3回ゼクシィ大賞を受賞、2007年にジャパンウェディングフォトグランプリの準グランプリを受賞されていますね。

 

しのぶさん:ゼグシィ大賞はクライアントさんが私が撮った写真で、応募されていただくことになりました。ジャパンウェディングフォトグランプリは当時の会社が応募してくださいました。

 

アンシー:応募する方が多い中すごいな~やっぱり、才能があったんですよね。

前々職の臨床検査の営業のお仕事の時に、めまいがなかったら、今の中田さんは存在しないのですね。

 

しのぶさん:そうなんです。その時結婚したばっかりで、すごいストレスでそれがめまいの原因でした。

 

アンシー:それはもう終わったんですか?

 

しのぶさん:はい。(結婚は)終わりました。終わったら楽になりました。

話し合って、パートナーシップで生活していたのですが、

すごい良い人ですし、嫌いでないし、だれも悪いことはないのだけど、

一緒に生きていくのにお互い制限がかかるので、5年前に円満に解散しました。

 

 

女性のヌードの写真集とニューヨークの個展について

 

アンシー:クラウドファンティングで資金を募って、女性のヌード写真集を制作されていますが、

それについて聞かせてください。なぜ、女性のヌードの写真を撮ろうと思われましたか?

 

しのぶさん:一番最初に女性ヌードを撮ったのは、13年前にもうすぐ乳癌の手術する方が手術の前に写真を撮りたいとのことで、初めての経験でした。

ショーツ一枚でカメラの前に立たれたその方が美しくて・・・

美しすぎて泣けてくるのです。今までに感じたことにない感覚で、ここで私が泣いてしまったら違うことになると思ったので、涙をがまんして撮影しました。

女の人って生きるってことを決めた時に、こんなにも溢れてくるものがある美しい姿になるんだという体験しました。

 

その後、裸の力プロジェクトといって、裸になることによってありのままの美しさを感じましょう。裸でもこんなに自分は美しいということを感じて、これからの人生を自分で満たしていきましょう というプロジェクトにかかわることになりました。

それで裸を撮ることになりました。そして、こんな世界もあるんだということをみなさんに知ってもらいたくて、クラウドファンディングをやりました。

 

アンシー:その写真集をつくることが、世の中の女性の生き方の提案とか気づきになると思われたのですね。

 

しのぶさん:はい。いま出版社と相談して、どのようなものにするかを考えています。

 

アンシー:かなり資金が集まってますよね。

 

しのぶさん:はい。写真集だけでなく、ニューヨークの個展や写真展の資金となります。

写真展は今年の3月にも南森町のフジワラビルでやりました。

 

アンシー:知ってます! 有名なアートビルですね。

 

しのぶさん:写真集の内容は、中途半端になってはいけないのでメッセージ性をわかりやすくしたいので、練らないといけないと思っています。

日本の女性が写真集を見て、こんなこともOKとか、

このように自由に表現しても良いんだと思ってもらいたいと思ってます。

✲20190604_145618

アンシー:ヨガスタジオのレッスン生も様々な人生を送られていて、これからも輝くような瞬間が増えれば良いなと心から思っています。しのぶさんの写真をみて刺激を受けて、自分を表現する喜びを知ってもらいたいと思います。ありがとうございました。

 

インタビューを終えて

中田しのぶさんに、お話しをうかがっている間中、話し方にリズムがあって、

アップテンポでとても気持ち良いのです。

まるで、心臓の鼓動と呼吸・・・いのちのリズムの音を聞いているようです。

お話しの内容からも、生き方そのものがアップテンポです。

 

写真はきっとだれに撮られるかで、撮られるものが変化すると思います。

しのぶさんは、女性の裸に元々ある内側から湧き出す「いのち」に

光を与えることで、自身の「いのち」を感じていらっしゃるのかな?

しのぶさんに引き出された「大切ないのち」を感じてみたいです。

素敵なお話しをありがとうございました。

 

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記事アドレス http://stretch-yoga.jp/blog/11685.html

 

しのぶさんの写心展の作品↓↓ わー響く。

しのぶさん